おれが、おまえを、可愛くしてやる。
「い、やその……」俯いてしまう。布団を掴む自分の手の弱さよ。「流石にゼミや研究分野は別でしたけど……純平《じゅんぺい》とは幼馴染みで。高校は別だったんですけど……親同士交流があるから会う機会はあって。そんで……受験する大学聞いて……猛勉強して……」
純平、とわたしが口にしたとき、何故か一瞬、浅葱さんは苦い顔をしたのだがそこは触れずに置く。そして浅葱さんは、「……素朴な疑問なのだが。そこまで友達付き合いが長い関係だというのに。告白は……しなかったのか?」
「純平。実は、学生時代はもう少しふっくらしていて……自分にコンプレックスがあったみたいです。性格はすごいいいのに。……で。大学入ってからいまの体形になって。そしたら女子にモテだしたんですよね……。
純平が男子校入ったの、たぶん、……容姿を気にしてのことだと思うんで。その期間は触れちゃ駄目だな、と思いましたし、モテ期間は彼に……満喫して欲しかったんですよね。モテ男の幸せってやつを」
純平、とわたしが口にしたとき、何故か一瞬、浅葱さんは苦い顔をしたのだがそこは触れずに置く。そして浅葱さんは、「……素朴な疑問なのだが。そこまで友達付き合いが長い関係だというのに。告白は……しなかったのか?」
「純平。実は、学生時代はもう少しふっくらしていて……自分にコンプレックスがあったみたいです。性格はすごいいいのに。……で。大学入ってからいまの体形になって。そしたら女子にモテだしたんですよね……。
純平が男子校入ったの、たぶん、……容姿を気にしてのことだと思うんで。その期間は触れちゃ駄目だな、と思いましたし、モテ期間は彼に……満喫して欲しかったんですよね。モテ男の幸せってやつを」