おれが、おまえを、可愛くしてやる。
「事情は分かった」とわたしの目を見つめる浅葱さん。――すごく、きれいな目をしている。「失恋したら髪切るってのは定番だが……もうひとつ質問だ。――おまえ、綺麗になりたい?」
「なり、たい、……です」すん、と鼻をすするわたしは、「長年の恋がこんなかたちで終わったのは。切ないし、寂しいですが……純平はわたしのすべてでしたから。でも。こうなった以上は気持ち切り替えて、新しい自分になりたい……です」
「そうか。分かった。……なら。おれに任せろ」
言って立ち上がった浅葱さんは、実に妖艶に笑った。
「言っておくが――手加減なんかしねえぞ?」
* * *
「ほわーほわっほわで気持ちいい、……です。ホイップクリームみたい……!!」
洗面所にて。泡立てた洗顔料を顔に塗りたくる。先ずは腹ごしらえだ、と、軽くサンドイッチを摘まんでからいまに至る。うわぁーっ。洗顔料ってこんな泡立つんだぁー……知らなかった……。
泡立てる容器があってそれがメレンゲみたいなホイップでいっぱいだ。顔に塗るとすぅーっとしてすんごく気持ちがいい!! あぁー幸せ……。
「なり、たい、……です」すん、と鼻をすするわたしは、「長年の恋がこんなかたちで終わったのは。切ないし、寂しいですが……純平はわたしのすべてでしたから。でも。こうなった以上は気持ち切り替えて、新しい自分になりたい……です」
「そうか。分かった。……なら。おれに任せろ」
言って立ち上がった浅葱さんは、実に妖艶に笑った。
「言っておくが――手加減なんかしねえぞ?」
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「ほわーほわっほわで気持ちいい、……です。ホイップクリームみたい……!!」
洗面所にて。泡立てた洗顔料を顔に塗りたくる。先ずは腹ごしらえだ、と、軽くサンドイッチを摘まんでからいまに至る。うわぁーっ。洗顔料ってこんな泡立つんだぁー……知らなかった……。
泡立てる容器があってそれがメレンゲみたいなホイップでいっぱいだ。顔に塗るとすぅーっとしてすんごく気持ちがいい!! あぁー幸せ……。