おれが、おまえを、可愛くしてやる。
 胸を両手で寄せて、勇気を出して言ってみる。「……蓮二。好きにしていいよ……」谷間には自信があるほうである。

「おっまえどこの動画だよっ!!」と叫ぶ蓮二がなんだか可愛い。「あーもう無理。……実を言うと女なんか何年も抱いてないし……第一おまえ、スタイルよすぎだろ。胸あるしウエストほせえし肌、尋常じゃなくしれえし……まじ……美しすぎる……」

「見て、いいよ……蓮二」

「もういいおれの負けだ」とわたしの頬をその大きな手で挟み込む蓮二は、「おれは、おまえに、……骨抜き。
 
 ――お礼に。いぃっぱい、可愛い声、出させてやんよ……」

 そうして押し倒される隙にぷちん、と、ブラのホックを外された。慣れてるなこのひと。やわらかなベッドに――昨晩もわたしを癒してくれたベッドに背を預ける頃にはわたしの乳房は蓮二の手に包まれていた。触られるところが――熱い。それでいて。

 揉まれるとなんか――変な……感覚……。

「蓮二、やばい……」とわたしは彼の大きな背にしがみついた。そして気が付いた。「……ねえ……ずるいよ蓮二……わたしだけ裸なの……蓮二も、脱いでよ」

「望海が脱がせて」
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