おれが、おまえを、可愛くしてやる。
「うんまっ!!」目玉が飛び出るかと思った。すっご。「美味しい……美味し……っ。蓮二の料理、中華料理屋さんで食べるお料理みたい……!!」

「お気に召して何よりだお姫様」

 なんてウィンクして見せるんだけど、どうしたらいいんですか、この、王子様。……はぁあ……。

 レバニラにはほどよく火が通っていて臭みがなくてジューシーで片栗粉まぶしてあるおかげで甘辛い味がたっぷりとしみ込んでおり。噛みしめるたびに肉汁があふれる……と、こってりしたところを、これまた油でコーティングされた、しゃっきしゃきのもやしと、ニラの超絶的なるハーモニーが攻め立てる……ああああ……銀色のハーモニー……。ちゃんと最終回まで読ませて頂けてよかった。休載って作者さんが一番悲しいだろうね。

 お味噌汁も。なんか深ーい味わいがする。コーヒー豆で言うと三毛ミケミケランジェロならぬキリマンジャロみたいな。うんまー。……あぁあ……五臓六腑に、染み渡るぅううう……!!!
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