おれが、おまえを、可愛くしてやる。
 そして満足したところに、ほっかほかの、つんとピンと立った白米のあまーくてやさーしい味わい……。あああ。泣ける……。ここんとこずぅっとコンビニ食かカップラーメンだったからこういう、おふくろの味的なものがもうね、染みすぎる……エッモ。

「はぁあああ……美味しい……本当、美味しいよ。蓮二……」

「うん。伝わってる」満足げに微笑む蓮二が可愛い。「望海は、いつも、美味しそうに食べるから気持ちがいいよなぁ。食べっぷりがいいおまえが、おれは、大好きだ」

「昔は小食で。ごはん茶碗一杯ぶんのご飯も食べられなかったの」とわたしは打ち明ける。「小六なのに身長が130cm台で、がりっがりのもやしみたいなからだしてたの。ほんっと、割りばしみたいな体型だったな……しょっちゅう風邪引いてたし……」

 わたしの告白に蓮二はやや目を見開かせる。「……それが、どうして、いまの体型に落ち着いたの……。あ。すまん望海。気を悪くする質問だったら……。正直、おまえ。
 
 おっぱい。おっきいもんな。

 今更だけれどおれ、ちゃんと、おまえの恋人だから。彼氏だから。会社と以外で顔を使い分けっから」
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