おれが、おまえを、可愛くしてやる。

「まだだよまだだ」蓮二は、荒い呼吸で、「まだだよ望海……。生憎、おれは、持続力が長いほうなもんでな……。運がよかったとでも思っておいてくれ。……おれは、おまえを、一晩中、離すつもりは、ない」

 そういえばこのひとは仕事のときもやると決めたことは絶対に守るひとだったと思いつつも、蓮二の作りたてる快楽の荒波で、溺れた。

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