おれが、おまえを、可愛くしてやる。
電車は当然同じだが別々に出社した。おれのほうが忙しい、ということにおまえは気を遣い、おれよりも数分遅れで出社。まあ、女子には、化粧室に行ってメイクを整えるとかすることがあるからなぁ。今朝は、髪型が変わったことへのインパクトがでけえに違いない。貞子みたいなロングだったのがいきなりスイートなボブと来たもんだ。さら、さら、……と、肩にぎりぎりつく長さで揺れる髪が愛おしい。そもそもおまえのなにもかもが愛おしい。どうしようもないくらいに。
というわけで、いざ、鎌倉。――おれとおまえは同じチームであり、十数名のメンバーが揃っている。
九時を回り、全員が出社したのを見計らい、おれは、マネージャー席で立ちあがると、皆をたっぷりと見回し――
「朝っぱらからプライベートな話ですまない。……が、みんなに報告がある。
……おれと、椎名くんは、熱烈に交際している」
視線が一斉におれに集中し、続いては、おまえに向かう。……みんなの視線を集めて真っ赤になって立ち上がるおまえの表情は、……なかなか見ごたえがあったぞ。望海。
*
というわけで、いざ、鎌倉。――おれとおまえは同じチームであり、十数名のメンバーが揃っている。
九時を回り、全員が出社したのを見計らい、おれは、マネージャー席で立ちあがると、皆をたっぷりと見回し――
「朝っぱらからプライベートな話ですまない。……が、みんなに報告がある。
……おれと、椎名くんは、熱烈に交際している」
視線が一斉におれに集中し、続いては、おまえに向かう。……みんなの視線を集めて真っ赤になって立ち上がるおまえの表情は、……なかなか見ごたえがあったぞ。望海。
*