俺も一人の男だよ――完璧夫の理性が崩れた夜、溺愛が始まる
今回のテーマは、散歩にした。

散歩しながら思った事を、そのままコラムに落とし込めるのだ。

散歩はいつも、夕食の買い出しの時に行う。

近所の川辺を歩くだけで、私の心は癒される。

「昨日、考えたことは……」

そしてふと思い浮かんだ。

結婚して10年。まだ夫に恋をしている妻はいるんだろうか。

「さすがに、10年もいるとね」

でもキーボードを叩くと、浮かんでくるのは夫の顔。

こんなに毎日、一緒に暮らしているのに、また会いたくなる。

(私って異常なんだろうか)

社長職に就いていて、部下を率いる夫を尊敬している。

家事も手伝ってくれて、優しい夫。

夜も強くて、決まった日に必ず抱いてくれる男らしい夫。

そんな夫を、愛おしく思わない日はない。

「はぁ……完璧なのよね。伊織君は……」
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