再召喚され全てを失った元聖女は、麗しの騎士団長様の溺愛で絶望から立ち上がる。
***
目が覚めた時、私は神殿の自室のベッドの上だった。
「あれ……」
私、一体どうしたんだっけ?
確か、瘴気を浄化しようと街へ行って、浄化して、それから……――
全てを思い出して、身体がガタガタと震えだした。
魔獣と目が合った時、本当に殺されると思った。ここで私は死んでしまうのだと、本能でそう感じた。
だけど、今こうして生きている。
夢じゃないよね……?
思わず頬を指でつねり、痛いことを確認してホッと息を吐いた。
コンコン、と扉が控えめにノックされたのはそんな時で。
返事をするよりも先に開いた扉。その向こうにはミレアがいて、私が起き上がっているのを見ると慌てて駆け寄ってきた。
「セーラ様! お目覚めでしたか!」
「ミレア……」
「もう! 無理しすぎです! どれほど心配したことか……」
ミレアが泣きそうな表情で私を叱ってくるからどうしたものかと思ったものの。
「三日も目を覚まさないんですから! もうこれ以上心配させないでください!」
そう言うから驚いてしまう。
「え、三日も!?」
「そうですよ! ……あの時、殿下が来てくださって最後の魔獣を倒してくださいました。セーラ様はそれに安心して、極度の緊張が解消されたんでしょう。お疲れだったのと浄化で魔力も体力もかなり消耗していたので、そのまま気絶してしまったのです」
「そう、だったの……。そうだ、ロード様は!?」
「殿下は今、陛下の元へ謁見に向かわれております。セーラ様が瘴気を浄化したことはすでに陛下のお耳にも入っているはずですから」
「そっか、良かった」
ロード様もご無事のようで安心した。
「ひとまずセイロン様を呼んで参りますので、そのままお待ちくださいね。絶対動いてはいけませんよ!?」
ミレアにきつく忠告され、コクコクと頷いてミレアを見送る。
すぐに部屋にセイロン様がやってきて、私の体調を診てくれた。
目が覚めた時、私は神殿の自室のベッドの上だった。
「あれ……」
私、一体どうしたんだっけ?
確か、瘴気を浄化しようと街へ行って、浄化して、それから……――
全てを思い出して、身体がガタガタと震えだした。
魔獣と目が合った時、本当に殺されると思った。ここで私は死んでしまうのだと、本能でそう感じた。
だけど、今こうして生きている。
夢じゃないよね……?
思わず頬を指でつねり、痛いことを確認してホッと息を吐いた。
コンコン、と扉が控えめにノックされたのはそんな時で。
返事をするよりも先に開いた扉。その向こうにはミレアがいて、私が起き上がっているのを見ると慌てて駆け寄ってきた。
「セーラ様! お目覚めでしたか!」
「ミレア……」
「もう! 無理しすぎです! どれほど心配したことか……」
ミレアが泣きそうな表情で私を叱ってくるからどうしたものかと思ったものの。
「三日も目を覚まさないんですから! もうこれ以上心配させないでください!」
そう言うから驚いてしまう。
「え、三日も!?」
「そうですよ! ……あの時、殿下が来てくださって最後の魔獣を倒してくださいました。セーラ様はそれに安心して、極度の緊張が解消されたんでしょう。お疲れだったのと浄化で魔力も体力もかなり消耗していたので、そのまま気絶してしまったのです」
「そう、だったの……。そうだ、ロード様は!?」
「殿下は今、陛下の元へ謁見に向かわれております。セーラ様が瘴気を浄化したことはすでに陛下のお耳にも入っているはずですから」
「そっか、良かった」
ロード様もご無事のようで安心した。
「ひとまずセイロン様を呼んで参りますので、そのままお待ちくださいね。絶対動いてはいけませんよ!?」
ミレアにきつく忠告され、コクコクと頷いてミレアを見送る。
すぐに部屋にセイロン様がやってきて、私の体調を診てくれた。