恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
「ぷっ…クックックッ」

「みーくぅー。笑い我慢できてなぁーい」

「あははは!それでそれで?」

「んで、お酒が進むにつれて気分良くなったんだか、若い時の武勇伝勝手に自慢げに語り出して」

「あはは。いるいるそういう奴」

「カッコ悪すぎる。しかも私のこと見てさ、痩せたらめっちゃ可愛いし綺麗そうとか言ってきてさ」

これが一番あり得ないポイントだった。

「はぁ?何それー!」

「しかもな、その人私と同い年だったんだけど、プロフィールに子供なし、バツイチみたいな事書いてあったのに、まずバツ3。子供も四人もおったわ」

「ただの嘘つきやん!」

「でしょー!?しかも店でたら肩組んできてさー」

「ひぃーーー!」

美空がカラーリングしながら悲鳴をあげる。

「二軒目に行きたがってるのをなんとかかわしてタクシーにぶち込んでやった」

「あはは!律儀かい」

「だってなんか怖いじゃーん!黙って逃げて、あとから逆恨みされたら嫌だもーん」

「確かに。真奈ちゃん頑張ったね。ぷっクックックッ」

だめだこりゃ。
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