恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
ーーー

また別な日。

「なんか、マジで寒くなってきたよねー」

「本当それ」

「こたつ入りたいなー。うち、にゃんこいるからさ、絶対占領されるじゃん? だからあえて設置してないの」

「あ、そうなん?まぁ、確かににゃんこはこたつあったら一生出てこなそうだな。はは。可愛いじゃん」

「ふふふ。まぁね?」

「んじゃさ、俺んちに置く?」

……え?

今、なんて?

言葉が、出ない。

「こたつ。俺んちに置こうよ。俺も入りたい」

「ま、まじ!? いいの!? 入りたい! 入りたい!」

やっべーー!

けいくんに飛びついて、ぴょんぴょん跳ねる。

「クハハッ。んじゃ、今から買いにいこ!」

「行こー!」

ここはさすがに割り勘やろ。
受け取ってくれるはず。

そして、さっそくお店に向かう。

「お、これとかいいんじゃね? こたつなん? これ」

「本当だ。今時のこたつはオシャレなのあるんだね。知らんかった。昭和のこたつしか知らん」

「はは! 昭和のこたつって。ちゃぶ台的な?」

「そうそう!はは!なんか、よくわかんないお花の模様の掛け布団とかさ」

「クハハッ、ばーちゃんちにあったわ、たぶん」



< 142 / 275 >

この作品をシェア

pagetop