恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
けいくんが毛布を持つ。

そして、手を引かれて

ベッドに連れて行かれる。

毛布と布団をサッと整えると、

けいくんが先にベッドに入った。


「真奈ちゃん。おいで」


腕枕の体勢になって、待ってる。

ゆっくりと、

その腕の中に潜り込む。

そしてぎゅーっと強く抱きしめられる。


なんなんだろう。

本当に。

全部が、

……あたたかい。


良かった。

戻って良かった。

意地、はらなくて…

良かった。


「真奈ちゃん、チューは?」


思わずクスッと笑ってしまう。

けいくんを見上げる。


……え?

瞳の奥が、

揺れてる。

熱を

もってる。

ドクン、ドクン。

心臓が騒ぎ出した。


なんか、

目が…

晒せない。


ゆっくりと顔が近づいてくる。

そして、

軽く触れるだけのキス。

……のはずだったのに、

もう一度、

重ねてくる。

さっきより、

深く。


「ごめんね」


合間に小さく囁く声。

でも、

そのまま離れない。

むしろ、

強くなる。


「大丈夫だよ」


頬に触れたまま、

微笑む。

その瞬間、

けいくんの力が、

少しだけ変わった。


見つめ合う。

そして、

また唇が重なった瞬間。

一気に深くなる。

何か、

我慢してたものが、

溢れるみたいに。

お互い、

求め合うみたいな。

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