恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます


きっと私も、そう。

もう、首を縦に振る事しかできない。


「一緒にっ…」

「んっ…クッ…」


絶え間なく繰り返される律動に、

蜜の音は鳴り響く。


内奥で疼いた逃げ場のない熱。

そして、張り詰めた糸が弾けそうなその瞬間、

吐息さえも奪われるような

熱い口付けで塞がれた。


「イッ…あっ…」

「クッ…」


お腹の奥で感じる堰を切ったような圧迫感。

ドクンと脈うつ解き放たれた情熱。

絶頂の向こう側。


隅々まで、

あたたかな温もりで埋め尽くされる。

全てが一つに溶け合ったみたいに。

境目なんて、

ないみたいに。



そして、張り詰めていたものが、

ふっとほどけた瞬間

強く抱き寄せられる。



静かな部屋に、

ただ激しい鼓動だけが、

共鳴していた。



さっきまでの冷たさなんて、

もう、

どこにもない。



こんなにも、

満たされるなんて。

これはもう…

ただのセフレじゃ…
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