恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
外は雪がチラチラと降っている。

先日の大寒波もあって、珍しくめちゃくちゃ積雪量もある。

けいくんが傘を開く。

「はい」

そして腕を曲げた。

「ふふ」

そこに私の腕を入れれば、

ぎゅっと脇を締める。

その瞬間、

二人の隙間がなくなった。

「急げ急げー!」

「ひぃー!寒ー!」

「ははは!」

二人で小走りでコンビニに向かう。

「け、けいくんっ、は、速いっす」

こっち36歳のマナティです。

「あ、ごめんごめん。クハハッ!急げ言うから。ゆっくり行こ?」

人もこんな時間じゃ、いないみたいだし。

「へへへ、そうしよ!」

そして、私に歩幅を合わせて歩いてくれる。
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