恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます


ふと鏡に映った

自分を見る。

「ん?あれ?私この色頼んでなくない?赤!?」

「チッチッチ。ワインレッド。落ち着いたいい女感出てるでしょ?」

美空がしてやったりな顔をする。

頬の辺りで切られた前髪は

センターパートで後ろに流れていて、

胸下までの髪は緩めに巻かれている。

「今日の黒のシースルーと相性抜群よ?」

そう言って

付けていたケープを外された。

「うわ…。なんか…」

自分じゃないみたいで、

一瞬だけ息を飲んでしまう。

色気…

出ちゃってない?

「色っぽいでしょ?」
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