恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます

「うんまっ!」


豪華な朝食を目の前にして、

気怠い体とはうらはらに

私のテンションは

上がりっぱなし。


「鮭、ホクホクだな」

「ほんとそれ! このおろしも鬼!」

「クハハッ! 鬼って」


どこにいても

結局、こうなる。


笑って。

騒いで。

食べて。

そして、

たくさん触れ合って。

……落ち着く。


「ふふふ」

「うまいか」

「幸せー」

「クハハッ、良かった良かった」


前から手がスッと伸びて、

頭をポン。


けいくん、

これ。

よくする。


でも、

これ。

結構、お気に入り。


「フォーーーーー!!」

「ダハハッ! こえーよ!!」

「あははは!」
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