恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
エピローグ
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カーテンから漏れる太陽の光。

波の音で目が覚める。

「ん……」

ゆっくりと目を開ける。

天井まで届く

大きな窓。

白亜の壁。

木の温もり。

その向こうには——

朝日に照らされた

青い海。

キラキラと反射する水面。

白いウッドデッキ。

インフィニティプール。

ヤシの木。

……。



ここ、

日本だよね?

未だにたまに思う。



「起きた?」



後ろから

腰を抱き寄せられる。

相変わらずの

朝のぎゅー。



「……おはよ」

「おはよ」



振り返れば、

寝起きでも

腹立つくらい整った顔。



「何回見ても思うけどさ」

「んー?」



「けいくんさ。家、やりすぎ」

「クククっ」


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