恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
「真奈ちゃん歌うまくね?」
「へへ、でしょ?好きなんだよね歌うの」
「はは。好きだけでそこまで上手いの普通に凄いわ」
なんてお褒めの言葉付きだ。
駅の近くのロータリーに車を停めたけいくん。
……いよいよお別れの時間だ。
車から降りて助手席を開けてくれ、
支えられながら私は車から下りた。
ハグ…
したかったなぁ…
でもここじゃ人もいるし…
さすがにしないよね。
私は一度大きく息を吸う。
「それじゃ…」
バイバイと言おうとして
けいくんの方を見ようとした時、
名前を呼ばれる。
「真奈ちゃん。ハグは?」
けいくんを見れば
口元には柔らかい笑みを浮かべ
両手を広げている。
え…
ーーいいの?
気づけばその大きな胸に、
飛び込んでいた。
その瞬間
捕まえるようにギューっと強く抱きしめられる。
近い。
近すぎる。
心臓の音…うるさい。
けいくんは私の首元に顔をうずめ、
そして強く抱きしめたまま
左右に私を優しく揺さぶった。
なんだろ…
この感じ。
帰りたくない…
……離れたく、ない。
私もぎゅっと抱きしめ返す。
そのままーー
耳元で、低く囁かれた。
「へへ、でしょ?好きなんだよね歌うの」
「はは。好きだけでそこまで上手いの普通に凄いわ」
なんてお褒めの言葉付きだ。
駅の近くのロータリーに車を停めたけいくん。
……いよいよお別れの時間だ。
車から降りて助手席を開けてくれ、
支えられながら私は車から下りた。
ハグ…
したかったなぁ…
でもここじゃ人もいるし…
さすがにしないよね。
私は一度大きく息を吸う。
「それじゃ…」
バイバイと言おうとして
けいくんの方を見ようとした時、
名前を呼ばれる。
「真奈ちゃん。ハグは?」
けいくんを見れば
口元には柔らかい笑みを浮かべ
両手を広げている。
え…
ーーいいの?
気づけばその大きな胸に、
飛び込んでいた。
その瞬間
捕まえるようにギューっと強く抱きしめられる。
近い。
近すぎる。
心臓の音…うるさい。
けいくんは私の首元に顔をうずめ、
そして強く抱きしめたまま
左右に私を優しく揺さぶった。
なんだろ…
この感じ。
帰りたくない…
……離れたく、ない。
私もぎゅっと抱きしめ返す。
そのままーー
耳元で、低く囁かれた。