恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
「明日も少しはいられる?」

けいくんがそんな事を伺ってくる。

「いられるよ」

優しく微笑んで見せるとけいくんは満足そうに笑った。

おいおい。
かわいいかよ。

このロン毛パーマ髭男よ。

「真奈ちゃん、もう少しして落ち着いたら一緒にお風呂入ろー」

腕枕をスッと外して、今度は私の腕を取り枕にするとそのまま胸に顔をうずめて抱きついてきた。

可愛すぎる。
マジで大型犬だ。

「えー、恥ずかしいよー」

うん。明るいしお風呂は恥ずかしい。

「なんでよー。もう全部見たよー。大丈夫だから入ろう?洗ってあげるから」

顔を上げてくりくりの瞳で私を見上げてくるイケメンけいくん。

しかも洗ってくれるなんて言ってる。

んぐっ…

洗って欲しい…

「わ、わかった」

「やったー」

めっちゃ喜んでる。

「ふふふ」

「後で俺、風呂準備してくる」

「ありがと」

けいくんのおでこにキスを落とす。

「もっとしてー」

「ははは」

私はチュッチュッとおでこにたくさんキスをしてあげると満足そうに微笑むけいくん。
< 82 / 275 >

この作品をシェア

pagetop