恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
そしてふとけいくんの腕のタトゥーに目をやる。
最中はあまり見れなかったから。

ワーオ。

「ブラック&グレーだね。カッコいい。似合ってるねけいくんに」

「ありがと」

「思ってたよりちゃんと入ってたわ」

けいくんのタトゥーは、右腕全部と胸まで繋がって芸術的で繊細なデザイン。

エジプトの神殿? 壁画?
あとたぶん神的なそんな感じだ。

それからふくらはぎにも何かガッツリ見えた。

けいくんの雰囲気にピッタリだ。
怖さはなくて、どちらかというとアーティスティックでとても良い。

「これ、写真で隠さなくても良かったくない?めっちゃいいじゃん」

「いや、なんか前にマッチした子がいて、そのままで適当に何も考えないで送ったら、即ブロックされたからさ」

「あはは! けいくんそんな経験してるの?いがーい」

「んなの余裕であるから」

そう言ってぎゅむーっとまた胸に顔をうずめるけいくん。

けいくんも割と一筋縄を渡ってきた訳ではないんだね。
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