親友の御曹司が溺愛彼氏になった一夜
そしてようやく、唇が離れると私はため息をついた。

「はぁぁぁぁ……」

「当たり。よく分かったな」

悠真は私を片手で抱き寄せると、頭を撫でてくれた。

悠真と視線が重なる。

「本当なの?」

「疑ってどうするんだよ」

そう言うと悠真は、私を抱きかかえた。

「どこに行くの?」

「ベッド」

そして隣の部屋にある私のベッドに、体を置いた。

悠真は私の体の上に、自分の体を組み敷いた。

「悪いけれど、途中で止められないから」

「うん……」

私のシャツのボタンが、一つ一つ外されていく。

胸が高鳴る。

悠真に裸を見られる日がやってくるなんて。

「悠真」

「何?」

私はそっと悠真の頬に手を当てた。

「遠慮……しないでね」

悠真がきょとんとした表情を浮かべる。

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