親友の御曹司が溺愛彼氏になった一夜
「さっき、悠真が私の事好きだって言う話をしたけれど」

「うん、した」

「私だって、悠真の事……」

ここまで言葉が出ているのに、その続きが出て来ない。

「悠真の事……」

ああ、好きだって言いたい。

私はずっと、悠真の事が好きだったんだ。

そして悠真が私の耳元で囁く。

「何?言って」

ずるい、耳元で囁くなんて。

「早く。」

「……っ」

私は手で顔を覆った。

「早く俺の事、好きだって言って」

知っている。私の気持ちも。言えなかった想いも。

「好き……」

ようやく言えた。溢れる想い。

「私、悠真の事が好きっ……」

そう言うと悠真は微笑みを返してくれた。

「美桜。俺も」

「悠真」

「美桜のこと、大好きだ」

そして私達は、また唇を重ねた。

何度も何度も重ねて、舌を絡めた。
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