三角屋根の下で君と
由美子姉ッ!!
絶対断ってくれると思っていたのにと思わず振り返ると、泱と視線がぶつかり慌てて目を逸らした
まだここに凛が居なくて良かった‥‥
もし凛がいる状態で泱がこんな事を言ったらと思うとツラい‥‥
突き刺さるような視線を感じながらも両手を力強く握り締める
『胡桃といたいから』
「ッ!!」
泱はいつだって真っ直ぐ過ぎて、それが羨ましいと思う反面、真っ直ぐ過ぎて怖いとさえ思う
昔は自分の意見なんて言えなかったのに、いつのまにこんなに強くなったのだろう‥‥
『ふ‥‥ふふ‥ハハッ!!あーいいね!!じゃあ10分で準備しておいで。』
「由美子姉ッ!!」
『胡桃、逃げてても始まらない』
ドクン
世界の厳しい現状を見ている由美子姉の言葉には、時々魔法でもかかっているのではないかと思うほど深く突き刺さる
恵まれた環境、幸せな当たり前の朝を迎えられる事が当たり前じゃない人達だっている事を知った人はとても強く私の考えの小ささを改めて思い知らされる
「‥うん‥分かった」
『泱、何してるの?早く行かないと置いてくよ。お腹ペコペコなんだから。』
『うん、分かった‥‥胡桃』
「何?」
『‥ありがと』
頭に触れた大きな手のひらが私の頭をクシャリと撫でると、まるでそこだけがお日様に照らされてるかのように熱を持つ
「ッ!回れ右!!早くしてよね。本当にお腹空いてるんだから」
『フッ‥‥すぐ戻る‥待ってろよ?』
制服姿の泱の背中を見つめながらも、横から感じた視線の方を向くと由美子姉が笑っていた
目の前のことから逃げない‥‥
でも、本当に今の私にそれが出来るのかな‥‥
10分もかからず荷物を持って下に降りて来た泱は、悩む胡桃を他所に車の後部座席に一緒に乗り込んだ
絶対断ってくれると思っていたのにと思わず振り返ると、泱と視線がぶつかり慌てて目を逸らした
まだここに凛が居なくて良かった‥‥
もし凛がいる状態で泱がこんな事を言ったらと思うとツラい‥‥
突き刺さるような視線を感じながらも両手を力強く握り締める
『胡桃といたいから』
「ッ!!」
泱はいつだって真っ直ぐ過ぎて、それが羨ましいと思う反面、真っ直ぐ過ぎて怖いとさえ思う
昔は自分の意見なんて言えなかったのに、いつのまにこんなに強くなったのだろう‥‥
『ふ‥‥ふふ‥ハハッ!!あーいいね!!じゃあ10分で準備しておいで。』
「由美子姉ッ!!」
『胡桃、逃げてても始まらない』
ドクン
世界の厳しい現状を見ている由美子姉の言葉には、時々魔法でもかかっているのではないかと思うほど深く突き刺さる
恵まれた環境、幸せな当たり前の朝を迎えられる事が当たり前じゃない人達だっている事を知った人はとても強く私の考えの小ささを改めて思い知らされる
「‥うん‥分かった」
『泱、何してるの?早く行かないと置いてくよ。お腹ペコペコなんだから。』
『うん、分かった‥‥胡桃』
「何?」
『‥ありがと』
頭に触れた大きな手のひらが私の頭をクシャリと撫でると、まるでそこだけがお日様に照らされてるかのように熱を持つ
「ッ!回れ右!!早くしてよね。本当にお腹空いてるんだから」
『フッ‥‥すぐ戻る‥待ってろよ?』
制服姿の泱の背中を見つめながらも、横から感じた視線の方を向くと由美子姉が笑っていた
目の前のことから逃げない‥‥
でも、本当に今の私にそれが出来るのかな‥‥
10分もかからず荷物を持って下に降りて来た泱は、悩む胡桃を他所に車の後部座席に一緒に乗り込んだ


