醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
リオネルとエリシアの間に婚約話が持ち上がった事があったが、パトリスがエリシアを所望した事により消えた。
エリシアは昔から何一つ自分で決めさせて貰えなかった事を今更ながらに思い出していた。
「リオネル・モンド公爵、ならびに聖女エリシア・クルーシー侯爵令嬢のご入場です」
高らかな声が響き、扉が開く。
金色のシャンデリアが幾重にも輝き、楽団の調律音が空気を震わせる。
会場に足を踏み入れた瞬間、無数の視線が一斉にエリシアへと集まった。
純白の絹のドレスは、装飾を極力抑えた聖女らしい佇まい。
エリシアは昔から何一つ自分で決めさせて貰えなかった事を今更ながらに思い出していた。
「リオネル・モンド公爵、ならびに聖女エリシア・クルーシー侯爵令嬢のご入場です」
高らかな声が響き、扉が開く。
金色のシャンデリアが幾重にも輝き、楽団の調律音が空気を震わせる。
会場に足を踏み入れた瞬間、無数の視線が一斉にエリシアへと集まった。
純白の絹のドレスは、装飾を極力抑えた聖女らしい佇まい。