醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
息苦しい胸を抱えながらエリシアはバルコニーで満点の星空を眺める。
「満月なのね」
美しい黄金の月が彼女を見つめている。
この月を怖いと思った時があった。
エリシアは過去を思い出していた。
魔獣の森で食料をこじきのように探していた夜。
恐ろしい黄金の目をした魔獣と目が合った。
(喰われる)
そう思ったエリシアは踞った。
満月の美しい夜だった。
死にたいくらい苦しい毎日なのに命を繋ぐことばかり考えていた。
(人からは拒絶されて、魔獣に食べられて終わり?)
エリシアが絶望した時に、恐ろしい姿をした魔獣は彼女に頬擦りをした。
「満月なのね」
美しい黄金の月が彼女を見つめている。
この月を怖いと思った時があった。
エリシアは過去を思い出していた。
魔獣の森で食料をこじきのように探していた夜。
恐ろしい黄金の目をした魔獣と目が合った。
(喰われる)
そう思ったエリシアは踞った。
満月の美しい夜だった。
死にたいくらい苦しい毎日なのに命を繋ぐことばかり考えていた。
(人からは拒絶されて、魔獣に食べられて終わり?)
エリシアが絶望した時に、恐ろしい姿をした魔獣は彼女に頬擦りをした。