醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
「なんで!? パトリス王太子殿下は、私との婚約が決まりそうだって言ったじゃない!」
「ラリサ、仕方がない。王太子殿下がエリシア嬢に一目惚れされたそうだ。国王陛下に直談判したらしい」
「何それ! 一目惚れ!? エリシアみたいな顔だけの甘ちゃんに、王妃なんて務まらないわよ!」
父親を怒鳴りつけて、ラリサは部屋を飛び出していった。
エリシアに懐いていたはずの妹の変貌に、リオネルは言葉を失う。
意中の男を奪われた。ただそれだけで、人はこうも変わるのか。
ラリサは心優しいエリシアを慕ってたように見えたのに、一瞬で憎しみを抱くようになっている。
「ラリサ、仕方がない。王太子殿下がエリシア嬢に一目惚れされたそうだ。国王陛下に直談判したらしい」
「何それ! 一目惚れ!? エリシアみたいな顔だけの甘ちゃんに、王妃なんて務まらないわよ!」
父親を怒鳴りつけて、ラリサは部屋を飛び出していった。
エリシアに懐いていたはずの妹の変貌に、リオネルは言葉を失う。
意中の男を奪われた。ただそれだけで、人はこうも変わるのか。
ラリサは心優しいエリシアを慕ってたように見えたのに、一瞬で憎しみを抱くようになっている。