醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
パトリスとエリシアの婚約、リオネルとアイリスの婚約が成立して三年後。
とんでもない事件が起きる。
――エリシアが、消えた。
「パトリス王太子殿下。エリシア嬢の行き先に、心当たりはありませんか?」
謁見を申し出たリオネルは、あまりに落ち着いた王太子の態度に苛立ちを覚えた。
婚約者が消えたというのに、焦りも怒りもない。
「エリシアは王族になる重圧に耐えきれず、家出したんだろう。エリシアとの婚約は解消する。代わりに、そなたの妹ラリサと婚約しよう」
とんでもない事件が起きる。
――エリシアが、消えた。
「パトリス王太子殿下。エリシア嬢の行き先に、心当たりはありませんか?」
謁見を申し出たリオネルは、あまりに落ち着いた王太子の態度に苛立ちを覚えた。
婚約者が消えたというのに、焦りも怒りもない。
「エリシアは王族になる重圧に耐えきれず、家出したんだろう。エリシアとの婚約は解消する。代わりに、そなたの妹ラリサと婚約しよう」