醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
18.緊急臨時裁判
王宮の大法廷は、真夜中であるにもかかわらず眩いほどの光に満ちていた。
本来なら太陽の下で開かれるべき場が、今宵は無数の蝋燭によって照らされている。
揺れる炎が高い天井の壁画を照らし、歴代国王の肖像が、まるで沈黙の証人のように並んでエリシアたちを見下ろしていた。
空気は張り詰め、冷たい。
ざわめきは許されず、咳払い一つすら響き過ぎるほどだ。
中央の被告席に、パトリス・ノイダンが立たされている。
両手首には拘束具。
金糸で飾られた正装は剥ぎ取られ、簡素な衣に変えられていた。
ほんの数刻前まで、王冠を戴くはずだった男。
本来なら太陽の下で開かれるべき場が、今宵は無数の蝋燭によって照らされている。
揺れる炎が高い天井の壁画を照らし、歴代国王の肖像が、まるで沈黙の証人のように並んでエリシアたちを見下ろしていた。
空気は張り詰め、冷たい。
ざわめきは許されず、咳払い一つすら響き過ぎるほどだ。
中央の被告席に、パトリス・ノイダンが立たされている。
両手首には拘束具。
金糸で飾られた正装は剥ぎ取られ、簡素な衣に変えられていた。
ほんの数刻前まで、王冠を戴くはずだった男。