醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
エリシアが誰に対しても善良である事は難しい事ではなかった。
しかし、善良であり、誰にでも優しいことは誰からも好かれることとイコールではない。
(私、もう誰とも関わるのが、怖い)
視線が、自然と左腕へ落ちる。
琥珀の石が嵌め込まれた腕輪。
柔らかな光を放つそれは、今や冷たく不気味に見えた。
(盗聴魔法が掛かってるわよね)
これは、お守りでも同志の証でもない。
ブレイクーーセドリック・レイディンは、ノイダン王国を血を流さずに手に入れるため自分を“聖女”として利用したのだ。
(もう、誰も、信じたくない。傷つくのが怖い。このまま、消えてしまいたい)
しかし、善良であり、誰にでも優しいことは誰からも好かれることとイコールではない。
(私、もう誰とも関わるのが、怖い)
視線が、自然と左腕へ落ちる。
琥珀の石が嵌め込まれた腕輪。
柔らかな光を放つそれは、今や冷たく不気味に見えた。
(盗聴魔法が掛かってるわよね)
これは、お守りでも同志の証でもない。
ブレイクーーセドリック・レイディンは、ノイダン王国を血を流さずに手に入れるため自分を“聖女”として利用したのだ。
(もう、誰も、信じたくない。傷つくのが怖い。このまま、消えてしまいたい)