あと30日で、他人に戻るふたり
今日はヘアアイロンはせず、簡単にスキンケアだけ済ませてリビングに戻る。
すると、さっきと違ってカーテンは開いていて明るい日差しで部屋中が明るくなっていた。
その明るいリビングで、彼が今さっき届いたであろう荷物を早速開封している。
敷いたダンボールに広げられた、長さの違うパイプ。
説明書がはるか遠くにあるが、あれはいらないのだろうか?
「これ、なんですか?」
「ランドリーラック」
「え!洗面所の?」
本当に頼んでる!
というか、少し前に話したことをいとも簡単に実現するその行動力に、いつも驚かされる。
思いつきなのか、前から決めていたのか。
パイプが入っているひとつひとつの袋を全部開けて、ひと通り出し終わった彼が、今度は無駄のない動きで組み立て始めた。
「今からやるんですか?」
朝っぱらから?起きたてで?
……という私の視線を気にすることなく、彼は当たり前のようにうなずく。
「今やる」
「別に今日やらなくてもいいんじゃないですか、日曜日なのに」
「なんで?日曜日だから、やる」
「疲れちゃう」
「必要なものだから、疲れない」
へぇ、と意外に思う。
面倒くさがりではあるけど、必要であればちゃんと動くということだ。
手際よく組み立てている姿を、一緒に床に座って見ていたら。
「ここ、押さえててくれない?」
と頼まれる。
「こう、九十度にしたまま押さえてて」
「分かりました」
押さえる瞬間、指が触れたけれど。
彼は特に気にすることもなく、作業を続ける。
すると、さっきと違ってカーテンは開いていて明るい日差しで部屋中が明るくなっていた。
その明るいリビングで、彼が今さっき届いたであろう荷物を早速開封している。
敷いたダンボールに広げられた、長さの違うパイプ。
説明書がはるか遠くにあるが、あれはいらないのだろうか?
「これ、なんですか?」
「ランドリーラック」
「え!洗面所の?」
本当に頼んでる!
というか、少し前に話したことをいとも簡単に実現するその行動力に、いつも驚かされる。
思いつきなのか、前から決めていたのか。
パイプが入っているひとつひとつの袋を全部開けて、ひと通り出し終わった彼が、今度は無駄のない動きで組み立て始めた。
「今からやるんですか?」
朝っぱらから?起きたてで?
……という私の視線を気にすることなく、彼は当たり前のようにうなずく。
「今やる」
「別に今日やらなくてもいいんじゃないですか、日曜日なのに」
「なんで?日曜日だから、やる」
「疲れちゃう」
「必要なものだから、疲れない」
へぇ、と意外に思う。
面倒くさがりではあるけど、必要であればちゃんと動くということだ。
手際よく組み立てている姿を、一緒に床に座って見ていたら。
「ここ、押さえててくれない?」
と頼まれる。
「こう、九十度にしたまま押さえてて」
「分かりました」
押さえる瞬間、指が触れたけれど。
彼は特に気にすることもなく、作業を続ける。