あと30日で、他人に戻るふたり
自然と会話が続いていく。
以前より、ちゃんと“中に入って話してる”感覚があった。
前までは、営業と開発の間に立つだけだった。
勝手に挟まれて、意見をまとめるのが大変で。でもそれが私の仕事なんだと割り切っていた部分もあった。
でも今は、自分でも理解した上で進めたいと思っている。
ふと、大地さんのことを思い出す。
仕事の時間も、
働き方も、
自分で決めて動いている人。
そこにあるのは、揺るぎない“自分の意思”。
私はずっと、“行かなきゃ”で働いていた気がする。
でも本当は、どう動くかを考えながら働く方が、ずっと面白いのかもしれない。
「穂村さん?」
不意に竹中さんに名前を呼ばれて顔を上げる。
気づけば、少しだけぼんやりしていたらしい。
「あっ…、すみません。大丈夫です」
そう返しながら、集中しようと小さく息をついた。
会議はまだ続いている。
でも、少し前までとは違う景色の中に、ちゃんと立てている気がした。
••┈┈┈┈••
以前より、ちゃんと“中に入って話してる”感覚があった。
前までは、営業と開発の間に立つだけだった。
勝手に挟まれて、意見をまとめるのが大変で。でもそれが私の仕事なんだと割り切っていた部分もあった。
でも今は、自分でも理解した上で進めたいと思っている。
ふと、大地さんのことを思い出す。
仕事の時間も、
働き方も、
自分で決めて動いている人。
そこにあるのは、揺るぎない“自分の意思”。
私はずっと、“行かなきゃ”で働いていた気がする。
でも本当は、どう動くかを考えながら働く方が、ずっと面白いのかもしれない。
「穂村さん?」
不意に竹中さんに名前を呼ばれて顔を上げる。
気づけば、少しだけぼんやりしていたらしい。
「あっ…、すみません。大丈夫です」
そう返しながら、集中しようと小さく息をついた。
会議はまだ続いている。
でも、少し前までとは違う景色の中に、ちゃんと立てている気がした。
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