あと30日で、他人に戻るふたり
24日目 仲良しでしょ?
季節の移ろいなんて、予報を裏切ってくる。
ひどく暑かったり、突然冷え込んだり。
今日みたいに、朝から雨だったりする。
朝のニュースで『梅雨前線が日本列島を〜』と、やっとその季節らしいワードが出てきて、もうすぐ夏本番なんだなと思い知らされる。
いつもより少し遅く起きた私は、大地さんが使い終わった洗面所へノロノロと滑り込む。
そこで気がつく。
私がいつも使っている、ヘアアイロンの電源がつけてあって、あったまった状態でぶら下げられている。
「───こういうとこ、なんだよね」
もうこの生活の中で、私がアイロンを使うの分かっていて、どのタイミングで電源を入れて、いつ使うのか。
彼自身もちゃんと把握している。
彼の目も見ずに「おはようございます」と通りすがりに言って、さっとリビングを横切ってしまった今しがたの自分を後悔してしまった。
自分がどうしたいのか、もうよく分からなくなっていた。
ぐちゃぐちゃになった感情のまま、顔を洗ってスキンケアをして、アイロンで髪をセットする。
私のいる洗面所を、大きな影が横切る。
いったん通過してから、私のいる洗面所へ大地さんが顔を出した。
ひどく暑かったり、突然冷え込んだり。
今日みたいに、朝から雨だったりする。
朝のニュースで『梅雨前線が日本列島を〜』と、やっとその季節らしいワードが出てきて、もうすぐ夏本番なんだなと思い知らされる。
いつもより少し遅く起きた私は、大地さんが使い終わった洗面所へノロノロと滑り込む。
そこで気がつく。
私がいつも使っている、ヘアアイロンの電源がつけてあって、あったまった状態でぶら下げられている。
「───こういうとこ、なんだよね」
もうこの生活の中で、私がアイロンを使うの分かっていて、どのタイミングで電源を入れて、いつ使うのか。
彼自身もちゃんと把握している。
彼の目も見ずに「おはようございます」と通りすがりに言って、さっとリビングを横切ってしまった今しがたの自分を後悔してしまった。
自分がどうしたいのか、もうよく分からなくなっていた。
ぐちゃぐちゃになった感情のまま、顔を洗ってスキンケアをして、アイロンで髪をセットする。
私のいる洗面所を、大きな影が横切る。
いったん通過してから、私のいる洗面所へ大地さんが顔を出した。