恋から逃げるのには理由(わけ)があって
その夜の夕飯は、親子丼だった。

卵は少し固まった。
太陽は相変わらず「好き」と言った。
私は「何でも好きって言えば許されると思ってる?」と返した。
彼は「向日葵と作ったから」と笑った。

もう何度もしたやり取りなのに、ただ幸せだった。
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