妖魔討伐中なので邪魔しないでください。~美少女妖魔払い手は感情を知る~
え?

ま、待って。

理解が追い付かない。

まず、
なんで雲穏先輩はなにもないところから
でてきたの?

なんで漆龍はそれに気がつけたの? 

……雲穏先輩から、
私は遥かに劣っているんだ。

小さな頃から
児童虐待と言われてもおかしくないような
辛い修行をしてきたのに。

帰ったらトレーニングのメニュー増やそうかな。

そんなことを考えているうちにも
バトルは激化していた。

でも、
漆龍のほうが強いのは目に見えていた。

なんせ、
息切れひとつしていないし、
汗もかいていない。

たいして、
雲穏先輩は息切れしてきているし、
汗もかいてきている。

時間の問題だ。

漆龍がこんなに強かったなんて。
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