妖魔討伐中なので邪魔しないでください。~美少女妖魔払い手は感情を知る~
あっ、そうだ。

戦闘で学んだことはメモしておくんだった。

メモ帳をポッケから探していると、
雲穏先輩に連れ去られた。

そして、
なぜかキスをしてきた。

優しいてつきで、
顎を持ち上げて。

ちらっと漆龍を見ると、

めっちゃ怒っていた。

雲穏先輩、
漆龍を怒らせる為に私を使ったな?

頭いいな~、、

運命の妖魔なんだから、
そりゃ効くよね。

うんうんと頷いて感心していると、
今度は放り投げられた。

え????

やっばい。

頭から落ちてて、
受け身が取れない。

どうすれば―――

きゅっと目を瞑る。

でも、痛みはなかった。

なのに、
顔にどろどろの何かが付いている。

服で拭ってみると、
それは、
漆龍の血だった。
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