妖魔討伐中なので邪魔しないでください。~美少女妖魔払い手は感情を知る~

Ep.6 妖魔に対する嫌悪 sid.雲穏

俺は小さい頃から
妖魔が"大っ嫌い"だ。

事の発端は、
わずか7才の時のこと。

幸せに暮らしていた僕達家族の家に、
獣型の妖魔が襲ってきた。

払い手が来るまで、
父と母は命懸けで僕を守ってくれた。

僕を庇って
妖魔の攻撃を受け、
それでも
僕を抱いて守ってくれた。

しかし、
払い手が来たときには、
父と母は息絶えていた。

そりゃそうだ。

妖魔の攻撃を
何十回と受けたんだから。


その後、
僕は父と母の仇を撃つために
払い手の世界に入った。

そのタイミングで
細流 藍蘭を知った。

鋭い目付きで
討伐する姿は、
とてもカッコ良く、
憧れだった。

だから、
僕は学校も休んで、
夜も眠らず、
藍蘭様に追い付けるように練習した。

今となっては、
身長差があるおかげで勝てているが、
藍蘭様の身長がもっと高ければ
負けていただろう。 

身長が高いだけで
筋肉の量も変わってくる。
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