好きになった人は、みんなのアイドルで
48話 約束
カランカラン。ドアが開く。
「いらっしゃいませー!」
悠太郎くんだ。
「つむぎちゃん、おつかれ」
「おつかれさま、悠太郎くん。昨日はありがと」
「うん、ありがと。で、あの、これ……」
クロワッサンを差し出される。
「え?」なに?なんでクロワッサン?
「昨日買えなかったって言ってたクロワッサン。朝寄ったら買えたから」
(え、嘘、昨日の話覚えててくれて、わざわざ寄ってくれたの?)
「え、嬉しい、ありがとう」
「全然。通り道だし」
(通り道って……スタジオ行くのと反対の出口じゃん)
「私また帰りにリベンジしようと思ってた、そうだよね、朝寄れば良かったんだ、いや、それじゃバイトに間に合わないか……」
クロワッサンが手に入ったこと以上に
悠太郎くんが自分のことを考えていてくれたのが嬉しくて
ついお喋りになってしまう。
「ありがとう、あの、えっと、お礼にパン焼いてきたら食べる?」
お礼がパンしか思いつかない。パンのお返しの、パン。
「食べる」
「いつ来る?明日も来る?」
「えっと、明日は多分17時頃」
「良かった!シフト入ってる!明日持ってくるね」
え、なんか、約束しちゃったんだけど。
何のパンを焼こう。
パン研のとき食べてくれた塩パンと、チョコ……チョコは難しいんだよな。
チョコチップくらいならできるかも。
ワクワクとドキドキで、バイトに集中できなかった。
「いらっしゃいませー!」
悠太郎くんだ。
「つむぎちゃん、おつかれ」
「おつかれさま、悠太郎くん。昨日はありがと」
「うん、ありがと。で、あの、これ……」
クロワッサンを差し出される。
「え?」なに?なんでクロワッサン?
「昨日買えなかったって言ってたクロワッサン。朝寄ったら買えたから」
(え、嘘、昨日の話覚えててくれて、わざわざ寄ってくれたの?)
「え、嬉しい、ありがとう」
「全然。通り道だし」
(通り道って……スタジオ行くのと反対の出口じゃん)
「私また帰りにリベンジしようと思ってた、そうだよね、朝寄れば良かったんだ、いや、それじゃバイトに間に合わないか……」
クロワッサンが手に入ったこと以上に
悠太郎くんが自分のことを考えていてくれたのが嬉しくて
ついお喋りになってしまう。
「ありがとう、あの、えっと、お礼にパン焼いてきたら食べる?」
お礼がパンしか思いつかない。パンのお返しの、パン。
「食べる」
「いつ来る?明日も来る?」
「えっと、明日は多分17時頃」
「良かった!シフト入ってる!明日持ってくるね」
え、なんか、約束しちゃったんだけど。
何のパンを焼こう。
パン研のとき食べてくれた塩パンと、チョコ……チョコは難しいんだよな。
チョコチップくらいならできるかも。
ワクワクとドキドキで、バイトに集中できなかった。