私が一緒に暮らすのは、人気ゲーマーでした
むむ?と靴を観察してみたけど、
名前が書いてある訳でもなく。幼稚園児じゃあるまいし、しょうがないよね…。


ていうか、これはなんなの?
ドッキリでもなくて、幼稚園児(?)でもないし、お母さんの靴でもないんだしさ。


ますます謎が深まったけど、
おそるおそる靴を脱いでリビングの扉を開けようと、ドアノブを握る。


その時、リビングからなにやら物音が聞こえた。
―物音?


わたしはチラッと足元を見る。
そこには確かに誰かの革靴があった。


ということはつまりこの物音は革靴の主ということじゃ…。


私は玄関に違和感がないかチェックする。
ーうん、大体は家を出たときと同じな気がする。


とりあえず開けるか……。
いざってなれば通報すればいいし、ここにいたら何も出来ないよね!


私はドアをおそるおそる開ける。
物音の主はクマがはっきりで、髪をセットしていない今にも消えそうな儚い系のイケメンだった。

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