クールな機長は契約恋人の副操縦士を離さない
積乱雲に遭遇した緊張と興奮が残る中、隼人さんの完璧なサポートで夜の羽田空港に無事に着陸できた。
指定された駐機場へ機体を停め、エンジンをカットした直後、インカムから、隼人さんの優しい声が響く。
「ナイスランディング」
厳しい機長である隼人さんから着陸を褒めてもらったのは初めてで、嬉しさが一気に込み上げてくる。
「ありがとうございます。キャプテンのアシストのおかげです!」
自分でも抑えきれないほどの満面の笑みを浮かべると、私を見ていた隼人さんが僅かに頬を染め、気まずそうに鼻の頭をかく。
「だから、その笑顔、反則だって」
「え?」
首を傾げると、隼人さんが「……かわいいんだよ」と小さな声で呟いたから、今度はこっちが頬を赤くする。
「……あの、仕事中にからかわないで下さい」
恥ずかしさから俯くと、「かわいいもんはかわいいんだよ」と言われて、ますます顔が熱くなる。
「えーと、あの、仕事、しなきゃ」
ヘッドセットを外し、チェックリストの確認をしようとしたら、真剣な声で「瑞希」と呼ばれた。
顔を向けると、熱い眼差しとぶつかる。
「来週の創立記念パーティーで白鳥副社長と決着をつける。そしたら、お前を迎えに行く」
隼人さんの大きな手が伸びて来て、私の頬を包み込んだ。
「俺を待っててくれるか?」
真っすぐに見つめられ、私は隼人さんの手にそっと自分の手を重ねながら、見つめ返した。
「……はい。待っています」
私の返事に隼人さんが愛おしそうに目を細めて頷いた。
創立記念パーティーが終わったら、私もちゃんと隼人さんに気持ちを伝えようと思った。
指定された駐機場へ機体を停め、エンジンをカットした直後、インカムから、隼人さんの優しい声が響く。
「ナイスランディング」
厳しい機長である隼人さんから着陸を褒めてもらったのは初めてで、嬉しさが一気に込み上げてくる。
「ありがとうございます。キャプテンのアシストのおかげです!」
自分でも抑えきれないほどの満面の笑みを浮かべると、私を見ていた隼人さんが僅かに頬を染め、気まずそうに鼻の頭をかく。
「だから、その笑顔、反則だって」
「え?」
首を傾げると、隼人さんが「……かわいいんだよ」と小さな声で呟いたから、今度はこっちが頬を赤くする。
「……あの、仕事中にからかわないで下さい」
恥ずかしさから俯くと、「かわいいもんはかわいいんだよ」と言われて、ますます顔が熱くなる。
「えーと、あの、仕事、しなきゃ」
ヘッドセットを外し、チェックリストの確認をしようとしたら、真剣な声で「瑞希」と呼ばれた。
顔を向けると、熱い眼差しとぶつかる。
「来週の創立記念パーティーで白鳥副社長と決着をつける。そしたら、お前を迎えに行く」
隼人さんの大きな手が伸びて来て、私の頬を包み込んだ。
「俺を待っててくれるか?」
真っすぐに見つめられ、私は隼人さんの手にそっと自分の手を重ねながら、見つめ返した。
「……はい。待っています」
私の返事に隼人さんが愛おしそうに目を細めて頷いた。
創立記念パーティーが終わったら、私もちゃんと隼人さんに気持ちを伝えようと思った。