疎まれた王女はドラゴンに愛を語らない・魔法の恋の行方・リズとドラゴン
畑を増やすために、木を伐採して・・・ナディール王が税収を増やすために力を入れている事業なのだろう。
「ドラゴンって、初めて見ました。
それも赤い角、レッドドラゴンはとても珍しいのでは・・」
「珍獣のように言うな!!」
ドラゴンがゆっくりと杖をつきながら、台所の扉から出て来た。
「おはようございます。ご主人様。」
リズはまったく表情を変えず、スカートの脇をつまんでお辞儀をして答えた。
アンナは前掛けを口に当てて、クスクス笑っている。
「お前も王女にしては珍しいタイプだな。井戸の水汲みも経験しているのか?」
「はい、修道院でも、毎日やりましたから」
リズは、桶に水を注ぎながら言った。
「水を汲み終わったら、昨日の傷を見せてください。
明るい場所でもう一度、確認したいので」
リズの視線は、ドラゴンの足元に向けられていた。
「フン」
ドラゴンはそのまま庭の方に出て行こうとするのを、アンナが呼び止めた。
「旦那様、すぐにお食事にしますから、食堂にお戻りになってくださいね」
「わかった」
ドラゴンは振り向かず、片手をあげると戻っていった。
「ドラゴンって、初めて見ました。
それも赤い角、レッドドラゴンはとても珍しいのでは・・」
「珍獣のように言うな!!」
ドラゴンがゆっくりと杖をつきながら、台所の扉から出て来た。
「おはようございます。ご主人様。」
リズはまったく表情を変えず、スカートの脇をつまんでお辞儀をして答えた。
アンナは前掛けを口に当てて、クスクス笑っている。
「お前も王女にしては珍しいタイプだな。井戸の水汲みも経験しているのか?」
「はい、修道院でも、毎日やりましたから」
リズは、桶に水を注ぎながら言った。
「水を汲み終わったら、昨日の傷を見せてください。
明るい場所でもう一度、確認したいので」
リズの視線は、ドラゴンの足元に向けられていた。
「フン」
ドラゴンはそのまま庭の方に出て行こうとするのを、アンナが呼び止めた。
「旦那様、すぐにお食事にしますから、食堂にお戻りになってくださいね」
「わかった」
ドラゴンは振り向かず、片手をあげると戻っていった。