疎まれた王女はドラゴンに愛を語らない・魔法の恋の行方・リズとドラゴン
リズはまたブランデーをグラスに注ぎ、ぐぐっと飲み干すと大きく息を吐いた。
ようやく背中、肩までの治療を終えると、確認するように聞いた。
「お腹や太もものほうは、どうですか?」
ドラゴンはクッションに顔をつけたまま、くぐもった声で
「そっちは大丈夫だ。俺は半分、エルフだからな」
リズは少しほっとしたように
「ああ、後ろだけなのですね。
よかった。それでは横向きか、背を上にしてうつぶせで眠れますね」
そばにあった毛布を傷に注意して、上にかけた。
瓶に残っているブランデーを飲み干し、それから自分の頬を軽く叩いた。
次にやること。
血だらけのシーツの交換と、窓を開けて換気しなくては。
痛み止めの入った薬湯も飲ませて、強めの眠り薬も追加しておこう。
あと、薬草湿布を貼った所に、包帯を巻いて固定しておかねばならない。
リズは、血で汚れたシーツを丸めて引っ張り、新しいシーツを広げた。
窓からは陽ざしが入り、暖炉の火はよく燃えて、部屋は暖かい。
「薬湯を準備します。すぐに戻りますから」
ドラゴンはうつぶせで、顔を枕に埋めていた。
ようやく背中、肩までの治療を終えると、確認するように聞いた。
「お腹や太もものほうは、どうですか?」
ドラゴンはクッションに顔をつけたまま、くぐもった声で
「そっちは大丈夫だ。俺は半分、エルフだからな」
リズは少しほっとしたように
「ああ、後ろだけなのですね。
よかった。それでは横向きか、背を上にしてうつぶせで眠れますね」
そばにあった毛布を傷に注意して、上にかけた。
瓶に残っているブランデーを飲み干し、それから自分の頬を軽く叩いた。
次にやること。
血だらけのシーツの交換と、窓を開けて換気しなくては。
痛み止めの入った薬湯も飲ませて、強めの眠り薬も追加しておこう。
あと、薬草湿布を貼った所に、包帯を巻いて固定しておかねばならない。
リズは、血で汚れたシーツを丸めて引っ張り、新しいシーツを広げた。
窓からは陽ざしが入り、暖炉の火はよく燃えて、部屋は暖かい。
「薬湯を準備します。すぐに戻りますから」
ドラゴンはうつぶせで、顔を枕に埋めていた。