疎まれた王女はドラゴンに愛を語らない・魔法の恋の行方・リズとドラゴン
人数は増えたけど、小さくなってしまったというわけですね。
だから、結婚相手が自分の半身であるという話を、結婚式の時にします。
独り身のドワーフは「旅人」と言われますね。
自分の欠けた半身を捜すために、ずっと旅をすると」
リズが、疑問を口にした。
「エルフたちの結婚も、同じようなのですか?」
アンナは肩をすくめて、あきれたと言うように
「エルフたちは自由というか、節操がないというか。
好きになったら一緒になる、飽きたらすぐに別れる・・・
エルフはしょっちゅう、相手を変えます。
身を固めるというより、恋愛することが大事なのでしょう」
「属性によって色々なのですね・・」
リズは感心して言った。
ドラゴンは・・・グラゴールという人は、一途に妻を愛したのだろう。
その質問をしようか迷っていると、アンナが突然、前を指した。
「街が見えてきましたね」
森の先には、教会の尖塔とレンガの城壁、街並みが見えた。
その先の小高い丘に、王宮がそびえたつ。
城の下、街の市場は大勢の人が行きかい、物売りたちの客寄せの大声が響きあっていた。
エルフの男たちは、町はずれに立つ、臨時の市に馬たちを連れていったらしい。
常設の市場には、その姿はなかった。
アンナは、大きい婦人洋服店の前で荷馬車を止めた。
「昔、奥様がよく使っていたお店です。リズ様のお好みに、合うものがあるといいのですが」
リズは額にしわをよせて、困惑気味に
「私は背が高いし、腕も長いので、あつらえになってしまいます。
それは高くつくし、日数もかかるでしょう」
「まぁ、まぁ、取りあえず見てみましょうね」
アンナに背中を押されるように、リズは店に入っていった。
だから、結婚相手が自分の半身であるという話を、結婚式の時にします。
独り身のドワーフは「旅人」と言われますね。
自分の欠けた半身を捜すために、ずっと旅をすると」
リズが、疑問を口にした。
「エルフたちの結婚も、同じようなのですか?」
アンナは肩をすくめて、あきれたと言うように
「エルフたちは自由というか、節操がないというか。
好きになったら一緒になる、飽きたらすぐに別れる・・・
エルフはしょっちゅう、相手を変えます。
身を固めるというより、恋愛することが大事なのでしょう」
「属性によって色々なのですね・・」
リズは感心して言った。
ドラゴンは・・・グラゴールという人は、一途に妻を愛したのだろう。
その質問をしようか迷っていると、アンナが突然、前を指した。
「街が見えてきましたね」
森の先には、教会の尖塔とレンガの城壁、街並みが見えた。
その先の小高い丘に、王宮がそびえたつ。
城の下、街の市場は大勢の人が行きかい、物売りたちの客寄せの大声が響きあっていた。
エルフの男たちは、町はずれに立つ、臨時の市に馬たちを連れていったらしい。
常設の市場には、その姿はなかった。
アンナは、大きい婦人洋服店の前で荷馬車を止めた。
「昔、奥様がよく使っていたお店です。リズ様のお好みに、合うものがあるといいのですが」
リズは額にしわをよせて、困惑気味に
「私は背が高いし、腕も長いので、あつらえになってしまいます。
それは高くつくし、日数もかかるでしょう」
「まぁ、まぁ、取りあえず見てみましょうね」
アンナに背中を押されるように、リズは店に入っていった。