疎まれた王女はドラゴンに愛を語らない・魔法の恋の行方・リズとドラゴン
ユニコーンとの遭遇
<ユニコーンとの遭遇>
その様子をドラゴンは、興味深く眺めていたが、
「少し行くと湧き水がある。歩けるか?」
リズは腰をかがめながら、何とか立ち上がると、ドラゴンがその腕を支えてくれた。
空いたもう片方の手で、革袋のブランデーをグイグイ飲んでいたのだが。
「ほら、ここだ」
すぐ近くの岩場の裂け目から、透明な水が湧き出て、苔が水滴でキラキラ光っている。
リズは水を手ですくい上げ、悲鳴でひりついた喉を潤す事ができた。
「ここで待っていろ。馬を連れてくるから」
そう言うと、ドラゴンはさっき来た道を戻って行った。
リズは水辺に座り、周囲を見回すと、鳥のさえずりと・・木々のざわめき・・・ではない。
すぐそばの茂みから、何かの気配!!
白い仔馬が茂みから、顔をのぞかせた。
毛並みは純白と少し灰色の部分があって、かすかに発光しているようにも見える。
そして額に、一本の角があった。
ユニコーン!伝説の・・・生き物だ。
ああ、でもここは魔法の力が働く場所なのだから、不思議な事ではない。
湧き水とともに、水脈を通って、魔力で満ちているのだ。
ユニコーンはリズの前に来ると、前足を折り、頭を下げた。
その様子をドラゴンは、興味深く眺めていたが、
「少し行くと湧き水がある。歩けるか?」
リズは腰をかがめながら、何とか立ち上がると、ドラゴンがその腕を支えてくれた。
空いたもう片方の手で、革袋のブランデーをグイグイ飲んでいたのだが。
「ほら、ここだ」
すぐ近くの岩場の裂け目から、透明な水が湧き出て、苔が水滴でキラキラ光っている。
リズは水を手ですくい上げ、悲鳴でひりついた喉を潤す事ができた。
「ここで待っていろ。馬を連れてくるから」
そう言うと、ドラゴンはさっき来た道を戻って行った。
リズは水辺に座り、周囲を見回すと、鳥のさえずりと・・木々のざわめき・・・ではない。
すぐそばの茂みから、何かの気配!!
白い仔馬が茂みから、顔をのぞかせた。
毛並みは純白と少し灰色の部分があって、かすかに発光しているようにも見える。
そして額に、一本の角があった。
ユニコーン!伝説の・・・生き物だ。
ああ、でもここは魔法の力が働く場所なのだから、不思議な事ではない。
湧き水とともに、水脈を通って、魔力で満ちているのだ。
ユニコーンはリズの前に来ると、前足を折り、頭を下げた。