極道シングルファザーの甘く危険な独占愛
ロビーで何やら話をつけた昴に連れられ指定された部屋へ入ると、淡い色合いの壁紙や可愛らしいクッションや小物があって、羽衣子の気分は少しだけ上がっていく。
「ちょっと電話してくる」
「はい」
そう言い残した昴は入口の方へ向かい、一人残された羽衣子は落ち着かない気持ちのまま部屋を見回した。
異性と交際経験の無い羽衣子にとってラブホテルは初めて訪れた場所。
緊張しているはずなのに、知らない場所への好奇心も少しだけあるのか、トイレを覗いてみたり広い浴室を見てみたりと部屋のあちこちを見て回る。
そんな中、テレビ台の隣にある小さな棚が目に留まった。
「……?」
何だろうと思い扉を開けると、そこには大人向けの商品が並んだ販売機のようなものが設置されていた。
「っ!?」
羽衣子は慌てて扉を閉めたものの、顔が熱く、心臓が無駄に速く鼓動している気がして何とか気を落ち着けようとベッドへ腰を下ろし、テレビでも見ようとリモコンに手を伸ばす。
けれど、電源を入れた瞬間――画面には男女が抱き合い、濃厚な口付けを交わしながら互いを求め合う刺激的な映像が映し出された。
「えっ!?」
予想外の光景に驚き、羽衣子の手からリモコンが滑り落ちていく。
どうしていいか分からず固まっていると、ちょうどそのタイミングで電話を終えた昴が戻って来て、何気なくテレビへ視線を向けた瞬間、
「あー……」
事情を察したような声が漏れた。
「ち、違うんです!! 私、テレビ見ようと思っただけで!」
「分かってる」
慌てふためく羽衣子をよそに昴は苦笑しながら床に落ちたリモコンを拾い上げると電源を切り、部屋は静寂に包まれた。
「ちょっと電話してくる」
「はい」
そう言い残した昴は入口の方へ向かい、一人残された羽衣子は落ち着かない気持ちのまま部屋を見回した。
異性と交際経験の無い羽衣子にとってラブホテルは初めて訪れた場所。
緊張しているはずなのに、知らない場所への好奇心も少しだけあるのか、トイレを覗いてみたり広い浴室を見てみたりと部屋のあちこちを見て回る。
そんな中、テレビ台の隣にある小さな棚が目に留まった。
「……?」
何だろうと思い扉を開けると、そこには大人向けの商品が並んだ販売機のようなものが設置されていた。
「っ!?」
羽衣子は慌てて扉を閉めたものの、顔が熱く、心臓が無駄に速く鼓動している気がして何とか気を落ち着けようとベッドへ腰を下ろし、テレビでも見ようとリモコンに手を伸ばす。
けれど、電源を入れた瞬間――画面には男女が抱き合い、濃厚な口付けを交わしながら互いを求め合う刺激的な映像が映し出された。
「えっ!?」
予想外の光景に驚き、羽衣子の手からリモコンが滑り落ちていく。
どうしていいか分からず固まっていると、ちょうどそのタイミングで電話を終えた昴が戻って来て、何気なくテレビへ視線を向けた瞬間、
「あー……」
事情を察したような声が漏れた。
「ち、違うんです!! 私、テレビ見ようと思っただけで!」
「分かってる」
慌てふためく羽衣子をよそに昴は苦笑しながら床に落ちたリモコンを拾い上げると電源を切り、部屋は静寂に包まれた。