極道シングルファザーの甘く危険な独占愛
やがて車は高速を降りて高級住宅街へと入り進んでいくと、整然と並ぶ豪邸の中でも一際広い敷地を持つ立派な屋敷の前で車は停まった。
「ここ、ですか?」
思わず漏れた羽衣子の声に昴は頷く。
「ああ。長居はしない。希海を連れて来るから、羽衣子はここで乙哉と待っていてくれ。乙哉、頼んだぞ」
「はいは~い」
軽く返事をした乙哉を確認すると、昴は車を降りて屋敷の中へと入っていった。
車内に残された乙哉はバックミラー越しに羽衣子を見た。
「羽衣子ちゃん」
「はい?」
「昨日、昴さんと何か進展あった?」
「え?」
突然の質問に羽衣子は戸惑いの色を浮かべていて、その反応を見た乙哉は思わず苦笑した。
先程からの様子を見れば二人の距離が縮まったことは明らかで、更には昴が『羽衣子』と名前で呼んでいたことから、二人の間に何かしらあったはずなのだけど、照れているのか羽衣子は答えない。
そんな羽衣子に乙哉は少し踏み込んだ質問を投げ掛けてみる。
「二人きりでホテルに居たんだよ? 当然、したんでしょ? 昴さんと」
「……したって、何をですか?」
相変わらずはぐらかす羽衣子に痺れを切らした乙哉は核心を突く質問をした。
「いや、だからその、……セックスを」
すると、
「せっ……!? し、してません! する訳ないです! 何言ってるんですか!」
乙哉の言葉に顔を真っ赤にしながら羽衣子は全力で否定する。
「え!? してないの?」
「しませんよ! どうしてそんな話に……」
「いや、だってさぁ……ホテルに男女が二人きりだよ? 子供じゃないんだから……」
「それにしても! そもそも私は昴さんの彼女でも無いんですから……する訳、ないですよ……」
「いや、それはそうかもしれないけど、付き合ってなくてもそれくらいするって。つーか昴さん、よく我慢出来たよな……俺だったら絶対無理だけど」
「…………」
乙哉のその言葉で、羽衣子はあることが気になり出した。
(やっぱり昴さんは経験、あるのかな……)
それが気になり一人悶々としていると、後部座席のドアが開き、
「ういちゃん!!」
満面の笑みを浮かべた希海が勢いよく羽衣子に抱きついていった。
「ここ、ですか?」
思わず漏れた羽衣子の声に昴は頷く。
「ああ。長居はしない。希海を連れて来るから、羽衣子はここで乙哉と待っていてくれ。乙哉、頼んだぞ」
「はいは~い」
軽く返事をした乙哉を確認すると、昴は車を降りて屋敷の中へと入っていった。
車内に残された乙哉はバックミラー越しに羽衣子を見た。
「羽衣子ちゃん」
「はい?」
「昨日、昴さんと何か進展あった?」
「え?」
突然の質問に羽衣子は戸惑いの色を浮かべていて、その反応を見た乙哉は思わず苦笑した。
先程からの様子を見れば二人の距離が縮まったことは明らかで、更には昴が『羽衣子』と名前で呼んでいたことから、二人の間に何かしらあったはずなのだけど、照れているのか羽衣子は答えない。
そんな羽衣子に乙哉は少し踏み込んだ質問を投げ掛けてみる。
「二人きりでホテルに居たんだよ? 当然、したんでしょ? 昴さんと」
「……したって、何をですか?」
相変わらずはぐらかす羽衣子に痺れを切らした乙哉は核心を突く質問をした。
「いや、だからその、……セックスを」
すると、
「せっ……!? し、してません! する訳ないです! 何言ってるんですか!」
乙哉の言葉に顔を真っ赤にしながら羽衣子は全力で否定する。
「え!? してないの?」
「しませんよ! どうしてそんな話に……」
「いや、だってさぁ……ホテルに男女が二人きりだよ? 子供じゃないんだから……」
「それにしても! そもそも私は昴さんの彼女でも無いんですから……する訳、ないですよ……」
「いや、それはそうかもしれないけど、付き合ってなくてもそれくらいするって。つーか昴さん、よく我慢出来たよな……俺だったら絶対無理だけど」
「…………」
乙哉のその言葉で、羽衣子はあることが気になり出した。
(やっぱり昴さんは経験、あるのかな……)
それが気になり一人悶々としていると、後部座席のドアが開き、
「ういちゃん!!」
満面の笑みを浮かべた希海が勢いよく羽衣子に抱きついていった。