極道シングルファザーの甘く危険な独占愛
 胸に触れていた手が離れて背中へ回ると、膨らみを覆っていたブラジャーに手をかけて器用にホックを外す。

「……っあ、やだ……」

 それによってどうなるかが分かった羽衣子が外れそうになったブラジャーを押さえようとするけれど、

「ーーッんん」

 昴に唇を塞がれ、深い口付けで邪魔をされてしまう。

 角度を変えながらキスを繰り返されている間に胸を覆っていたブラジャーは外されてしまい、ベッドの上へ置かれていく。

「……っん、……はぁ……っ、」

 それに気づいているけれどどうすることも出来ない羽衣子は恥ずかしさを感じつつも昴のペースに飲まれていった。

 キスをされながら胸へ手が触れると、直接触られていることから先程以上に刺激を感じてすぐに声が漏れる。

「……っぁ、……ゃっ、」

 身を捩りながら反応する羽衣子を前に、昴は胸の膨らみに触れていた指を滑らせて硬く尖りかけた先端部分へ持っていき指先でそこを刺激すると、

「――っぁん」

 身体をピクリと跳ねさせながら一際大きな声を漏らしてしまい、自分でも恥ずかしくなった羽衣子は声を抑える為にギュッと強く口を結ぶ。

 けれど、それを許さないと昴は触れていないもう片方の胸へ顔を近づけていくと、今度は舌で尖っている先端に触れていった。

「っや、……あっん、……やぁ」

 両方の胸を刺激された羽衣子は声を我慢することが出来ず、初めて感じる快楽に身を捩らせながらひたすら嬌声を上げていく。

 恥ずかしいのに声を我慢することも出来ず、すっかり涙目の羽衣子を前にした昴は、

「――悪い、少しやり過ぎた……泣かないでくれ。お前には、そんな顔をして欲しくない」

 胸に触れるのを止めて恥ずかしさで泣き出しそうな羽衣子の頬に触れると、零れかけた涙を指で掬っていった。
< 120 / 128 >

この作品をシェア

pagetop