極道シングルファザーの甘く危険な独占愛
これからのこと
「……ん……」
翌朝、障子の隙間から差し込む柔らかな朝日に羽衣子はゆっくりと目を覚ました。
まだ眠気の残る瞼を擦りながら目を開けるとすぐ目の前に見慣れた胸元があり、そこでようやく自分が昴に抱きしめられたまま眠っていたことに気づいた。
(……昴さん、まだ寝てる……)
規則正しい寝息が聞こえ、起こしてはいけないと思った羽衣子は身体を動かしたい気持ちはあったものの少しでも身じろぎすれば目を覚まさせてしまいそうだとそっと昴の胸元へ頬を寄せた。
すると、ぎゅっと自分を包んでいた腕にわずかに力が込められた。
「……昴さん、起こしちゃいましたか?」
顔を上げると昴がゆっくりと目を開ける。
「いや。少し前に目が覚めて、お前の寝顔を見てた」
「え!?」
思いがけない言葉に羽衣子の頬が一気に熱くなる。
「やだ……恥ずかしいです……」
「恥ずかしがることねぇよ。つーか、見てても飽きねぇからな」
「……っ」
さらりと言われた言葉に羽衣子はますます顔を赤くした。
そんな羽衣子を愛おしそうに見つめながら昴がふと尋ねる。
「身体、辛くねぇか?」
「……その……ちょっと、腰が痛いかも……」
「悪い……」
申し訳なさそうに眉を下げる昴に羽衣子は慌てて首を横に振った。
「いえ! 本当に謝らないでください……! その……して欲しいって言ったのは、私ですし……」
「…………」
その言葉に昴は一瞬黙り込むも、気まずさを紛らわせるように口を開く。
「……風呂、入るか?」
「お風呂……?」
「ああ。昨日あのまま寝ちまったし、せっかくの温泉なんだからもう一度くらい入っておいた方がいいだろ?」
「それは、そうですけど……」
羽衣子は小さく頷きながらも何かを気にするように口を閉ざした。
「何だ?」
「…………」
「一緒に入るのかが気になるか?」
「……っ、その……はい……」
図星を突かれた羽衣子は恥ずかしそうに俯いた。
翌朝、障子の隙間から差し込む柔らかな朝日に羽衣子はゆっくりと目を覚ました。
まだ眠気の残る瞼を擦りながら目を開けるとすぐ目の前に見慣れた胸元があり、そこでようやく自分が昴に抱きしめられたまま眠っていたことに気づいた。
(……昴さん、まだ寝てる……)
規則正しい寝息が聞こえ、起こしてはいけないと思った羽衣子は身体を動かしたい気持ちはあったものの少しでも身じろぎすれば目を覚まさせてしまいそうだとそっと昴の胸元へ頬を寄せた。
すると、ぎゅっと自分を包んでいた腕にわずかに力が込められた。
「……昴さん、起こしちゃいましたか?」
顔を上げると昴がゆっくりと目を開ける。
「いや。少し前に目が覚めて、お前の寝顔を見てた」
「え!?」
思いがけない言葉に羽衣子の頬が一気に熱くなる。
「やだ……恥ずかしいです……」
「恥ずかしがることねぇよ。つーか、見てても飽きねぇからな」
「……っ」
さらりと言われた言葉に羽衣子はますます顔を赤くした。
そんな羽衣子を愛おしそうに見つめながら昴がふと尋ねる。
「身体、辛くねぇか?」
「……その……ちょっと、腰が痛いかも……」
「悪い……」
申し訳なさそうに眉を下げる昴に羽衣子は慌てて首を横に振った。
「いえ! 本当に謝らないでください……! その……して欲しいって言ったのは、私ですし……」
「…………」
その言葉に昴は一瞬黙り込むも、気まずさを紛らわせるように口を開く。
「……風呂、入るか?」
「お風呂……?」
「ああ。昨日あのまま寝ちまったし、せっかくの温泉なんだからもう一度くらい入っておいた方がいいだろ?」
「それは、そうですけど……」
羽衣子は小さく頷きながらも何かを気にするように口を閉ざした。
「何だ?」
「…………」
「一緒に入るのかが気になるか?」
「……っ、その……はい……」
図星を突かれた羽衣子は恥ずかしそうに俯いた。