極道シングルファザーの甘く危険な独占愛
「まあ、一緒に入りてぇって思いはあるが……入ったら、また止められなくなるかもしれねぇからな」
「っ!!」
昴の言葉に羽衣子の肩がピクリと跳ねる。
真っ赤になった羽衣子を見て昴は小さく笑った。
「……冗談だ」
「もう……!」
「流石にあんな無理はさせねぇよ。先に入って来い。朝食は遅めにしてあるからまだ余裕あるし」
「……それじゃあ、お言葉に甘えて……」
羽衣子はホッとしたように頷くと昴の腕からそっと抜け出し、そして布団から出ようとしたところでふと動きを止める。
「…………」
自分が何も身につけていないことに気づいたのだ。
「……その……」
「ん?」
羽衣子は頬を赤くしながら昴をちらりと見る。
「少し、向こうを向いててもらってもいいですか?」
「……裸なんて散々見てるんだから気にする必要ねぇと思うが……」
「今は恥ずかしいんです!」
即座に返ってきた抗議に昴は思わず吹き出した。
「くくっ……からかって悪かった」
笑いを堪えながら身体を横に向ける。
「ほら、これで良いだろ? 見たりしねぇから、早く入って来い」
「……はい」
羽衣子はそれを確認すると布団の周りに落ちていた下着や浴衣を急いで拾い上げ、恥ずかしさに頬を染めたままそそくさと脱衣場へ向かっていく。
そんな羽衣子の後ろ姿を昴は約束通り振り返ることなく見送った。
(ああいう反応するからついからかいたくなる……)
積極的なことを口にしたかと思えば恥ずかしそうに俯いたり、昨夜だって煽るようなことを口にしたり、大胆な姿を見せて昴を翻弄していたかと思えば、寝顔や裸を見られるのを恥ずかしがってみたり。
(本当に、調子が狂うな……)
恥ずかしがる羽衣子を見れば可愛いと思い、昨夜の姿を思い出せば胸の奥が熱くなる。
(アイツは、どこまで俺を振り回せば気が済むんだ)
呆れたように思いながらも結局のところ羽衣子のことが好きで、どうしようもなく愛おしさが込み上げてくる昴の口元は自然と緩んでいたのだった。
「っ!!」
昴の言葉に羽衣子の肩がピクリと跳ねる。
真っ赤になった羽衣子を見て昴は小さく笑った。
「……冗談だ」
「もう……!」
「流石にあんな無理はさせねぇよ。先に入って来い。朝食は遅めにしてあるからまだ余裕あるし」
「……それじゃあ、お言葉に甘えて……」
羽衣子はホッとしたように頷くと昴の腕からそっと抜け出し、そして布団から出ようとしたところでふと動きを止める。
「…………」
自分が何も身につけていないことに気づいたのだ。
「……その……」
「ん?」
羽衣子は頬を赤くしながら昴をちらりと見る。
「少し、向こうを向いててもらってもいいですか?」
「……裸なんて散々見てるんだから気にする必要ねぇと思うが……」
「今は恥ずかしいんです!」
即座に返ってきた抗議に昴は思わず吹き出した。
「くくっ……からかって悪かった」
笑いを堪えながら身体を横に向ける。
「ほら、これで良いだろ? 見たりしねぇから、早く入って来い」
「……はい」
羽衣子はそれを確認すると布団の周りに落ちていた下着や浴衣を急いで拾い上げ、恥ずかしさに頬を染めたままそそくさと脱衣場へ向かっていく。
そんな羽衣子の後ろ姿を昴は約束通り振り返ることなく見送った。
(ああいう反応するからついからかいたくなる……)
積極的なことを口にしたかと思えば恥ずかしそうに俯いたり、昨夜だって煽るようなことを口にしたり、大胆な姿を見せて昴を翻弄していたかと思えば、寝顔や裸を見られるのを恥ずかしがってみたり。
(本当に、調子が狂うな……)
恥ずかしがる羽衣子を見れば可愛いと思い、昨夜の姿を思い出せば胸の奥が熱くなる。
(アイツは、どこまで俺を振り回せば気が済むんだ)
呆れたように思いながらも結局のところ羽衣子のことが好きで、どうしようもなく愛おしさが込み上げてくる昴の口元は自然と緩んでいたのだった。