極道シングルファザーの甘く危険な独占愛
「昴さん……」
「昨日は羽衣子を独占出来てたのにな」
「……そ、それは……そう、かも……ですけど……」
昨夜のことを思い出したのか羽衣子の頬がみるみるうちに赤く染まっていくと、そんな羽衣子の様子を昴はミラー越しに眺めていた。
「今度はもう少し長くお前を独占出来るように日程を調整するか」
「えっ……」
思いがけない言葉に羽衣子が目を丸くするとその反応を可愛く思った昴は思わず口元を緩めた。
「何だ? そんなに顔を赤くして」
「し、してないです!」
「そうか?」
「そうです……」
必死に否定しながらも羽衣子は恥ずかしそうに視線を逸らす中、昴は言葉を続けた。
「まあ一日中お前の隣にいて、お前の顔を見て声を聞いて……それだけでも充分だって分かってるけどな」
一度言葉を切ると昴は少しだけ照れたように笑った。
「……人間ってのは欲深くなるもんだな。それだけじゃ足りなくなって、もっと欲しくなる」
「……そんなこと言われたら、恥ずかしいです」
羽衣子は照れ隠しのように俯くと膝の上へ視線を落とした。
「なんでだよ。俺は本当のこと言ってるだけだ」
「…………っ」
「羽衣子」
「……はい?」
「希海もお前を母親だって認めたし、俺たちは今日から家族だ」
「……はい」
「家族になったら色々と変えなきゃいけないこともあるよな?」
「えっと、例えば?」
「分からねぇか?」
「……はい」
「一番変えなきゃいけないのは寝室だ。希海もお前と一緒が良いと言い出すだろうからな、今夜から同じ寝室な」
「…………え?」
「いいだろ? 俺たちは家族になったんだ。それなのに別々は変だろ?」
「そ、それは……」
「なんだ? 嫌か?」
「……嫌じゃ、ないですけど……」
聞こえるか聞こえないかというほどの小さな声ではあったけれど、昴にはしっかりと届いたようで口元が緩む。
「なら決まりだな」
「……昴さん、ずるいです」
「何がだよ」
「そうやって、私が断れないことばっかり言うから……」
恥ずかしさに耐えきれずに羽衣子は俯いたまま小さく呟いた。
「昨日は羽衣子を独占出来てたのにな」
「……そ、それは……そう、かも……ですけど……」
昨夜のことを思い出したのか羽衣子の頬がみるみるうちに赤く染まっていくと、そんな羽衣子の様子を昴はミラー越しに眺めていた。
「今度はもう少し長くお前を独占出来るように日程を調整するか」
「えっ……」
思いがけない言葉に羽衣子が目を丸くするとその反応を可愛く思った昴は思わず口元を緩めた。
「何だ? そんなに顔を赤くして」
「し、してないです!」
「そうか?」
「そうです……」
必死に否定しながらも羽衣子は恥ずかしそうに視線を逸らす中、昴は言葉を続けた。
「まあ一日中お前の隣にいて、お前の顔を見て声を聞いて……それだけでも充分だって分かってるけどな」
一度言葉を切ると昴は少しだけ照れたように笑った。
「……人間ってのは欲深くなるもんだな。それだけじゃ足りなくなって、もっと欲しくなる」
「……そんなこと言われたら、恥ずかしいです」
羽衣子は照れ隠しのように俯くと膝の上へ視線を落とした。
「なんでだよ。俺は本当のこと言ってるだけだ」
「…………っ」
「羽衣子」
「……はい?」
「希海もお前を母親だって認めたし、俺たちは今日から家族だ」
「……はい」
「家族になったら色々と変えなきゃいけないこともあるよな?」
「えっと、例えば?」
「分からねぇか?」
「……はい」
「一番変えなきゃいけないのは寝室だ。希海もお前と一緒が良いと言い出すだろうからな、今夜から同じ寝室な」
「…………え?」
「いいだろ? 俺たちは家族になったんだ。それなのに別々は変だろ?」
「そ、それは……」
「なんだ? 嫌か?」
「……嫌じゃ、ないですけど……」
聞こえるか聞こえないかというほどの小さな声ではあったけれど、昴にはしっかりと届いたようで口元が緩む。
「なら決まりだな」
「……昴さん、ずるいです」
「何がだよ」
「そうやって、私が断れないことばっかり言うから……」
恥ずかしさに耐えきれずに羽衣子は俯いたまま小さく呟いた。