極道シングルファザーの甘く危険な独占愛
「――ッ、ふ……あっ」
触れられた瞬間羽衣子の唇から思わず小さな声が零れ、はっとして慌てて自分の口元を手で覆うけれど、その仕草すら面白がるように昴が耳元へ顔を寄せた。
「静かにしねぇと、希海が起きちまうぞ?」
「……ッ」
低く囁かれた声に羽衣子の肩が小さく震える。
耳にかかる吐息が擽ったくて身体が勝手に反応してしまい、意識すればするほど頬から首筋まで熱が広がっていった。
すぐ傍では何も知らない希海が眠っていて、起こしてはいけないと思えば思うほどこの状況がいけないものだという実感だけが強くなっていく。
「……すばる、さん、だめ……」
そう囁きながらも羽衣子の声に強い拒絶の色はなくて、互いの距離が近づくにつれて二人の間に流れる熱も次第に高まっていた。
「羽衣子――」
名前を呼ばれた羽衣子が振り向きざまに顔を上げると、口元を覆っていた手をそっと掴まれ、もう片方の手で顎を軽く持ち上げられた。
そして次の瞬間昴の唇が重なっていく。
「――ん……」
触れては離れ、また重ねられる唇から吐息が漏れ、何度も繰り返されるうちに深くなっていく口付けに胸の奥まで熱くなるのを感じながら羽衣子は希海を起こさないよう必死に声を堪え、そっと昴の服を握りしめると、それだけで昴の目が細められる。
希海の規則正しい寝息が聞こえるたびに昴は我に返りそうになるけれど離れられず、してはいけないという背徳感と誰にも邪魔されたくないという独占欲、そして、羽衣子に触れていたいという感情全てが混ざり合うほどに昴の中で膨らんだ独占欲はもはや抑えの利かないものになっていた。
触れられた瞬間羽衣子の唇から思わず小さな声が零れ、はっとして慌てて自分の口元を手で覆うけれど、その仕草すら面白がるように昴が耳元へ顔を寄せた。
「静かにしねぇと、希海が起きちまうぞ?」
「……ッ」
低く囁かれた声に羽衣子の肩が小さく震える。
耳にかかる吐息が擽ったくて身体が勝手に反応してしまい、意識すればするほど頬から首筋まで熱が広がっていった。
すぐ傍では何も知らない希海が眠っていて、起こしてはいけないと思えば思うほどこの状況がいけないものだという実感だけが強くなっていく。
「……すばる、さん、だめ……」
そう囁きながらも羽衣子の声に強い拒絶の色はなくて、互いの距離が近づくにつれて二人の間に流れる熱も次第に高まっていた。
「羽衣子――」
名前を呼ばれた羽衣子が振り向きざまに顔を上げると、口元を覆っていた手をそっと掴まれ、もう片方の手で顎を軽く持ち上げられた。
そして次の瞬間昴の唇が重なっていく。
「――ん……」
触れては離れ、また重ねられる唇から吐息が漏れ、何度も繰り返されるうちに深くなっていく口付けに胸の奥まで熱くなるのを感じながら羽衣子は希海を起こさないよう必死に声を堪え、そっと昴の服を握りしめると、それだけで昴の目が細められる。
希海の規則正しい寝息が聞こえるたびに昴は我に返りそうになるけれど離れられず、してはいけないという背徳感と誰にも邪魔されたくないという独占欲、そして、羽衣子に触れていたいという感情全てが混ざり合うほどに昴の中で膨らんだ独占欲はもはや抑えの利かないものになっていた。